NO LIVE, NO LIFE. -fujimakiの地層-

はてなダイアリーより移行しましたが現状そのままです。

「100% project presents The 30th Anniversary of NYLON100%」

開場 17:30 開演 18:30
前売 3,000円(ドリンク別途500円)当日券無し
出演 サエキけんぞう&Boogie the マッハモータース/スペースポンチ/ヒカシュー/東京ブラボー(guest近田春夫)/戸川純

UNITのサイトより
> (前略)NYLON 100%はニューウェーブ・シーンのアーティスト達が集まるサロンとして、また表現の場として渋谷に存在した。そのプラスチック感覚のチープなインテリアが80年代の漠然としたテクノ的未来志向に受け入れられたのだ。その頃の様子をドキュメント・タッチに著わした『NYLON100% 〜80年代渋谷系ポップカルチャーの源泉〜』(仮題)がアスペクトから6月に発売される予定だ。このイベントにNYLON100%に当時集ったアーティスト達が開店から30年を経過した今、活字と写真の2次元の世界から3次元の世界へ時間を飛び越え大集合、30th Aniverssary を祝う。

(7/14)ヒカシューのセトリ追加

・仕事を終えてから向かったのでサエキさんが見られなかった…。
・純ちゃん効果か男性が多い(しかも何故か純ちゃんファンの男性は高身長率が高い)ので、なんとか男壁の脇からすり抜け、左端前に。スピーカーよりも左でステージの三分の二が死角(笑)。この死角の大きさはどうにかならんもんだろうかUNIT…。
・初スペースポンチ。シンセサイザーですよ!という感じのする凄く好きな音だった。以前から思っていましたが常盤響は名前がずるいと思う(同系に成田忍)。岸野さんは途中から登場。予想通りの珍獣でした。ゲストボーカルに加藤賢崇
ヒカシューは10年ぶりくらいに拝見。今日は井上さんと山下さんも参加で大所帯。「今日は古い曲をやります」とのMCで賑わうフロア。曲は何となく知っているのだけどタイトルが分かったのは「パイク」と「20世紀の終わりに」のみという体たらく。しかしそんなことは関係なく面白いです。凄いなぁ。途中で中西俊夫さんと久保田シンゴさんがステージに乱入。巻上さんの後ろで奇怪な動きをしたり三田さんと遊んだりして去って行きました。

ヒカシューセットリスト】2chより頂きました
01. レトリックス&ロジックス
02. 白いハイウェイ
03. マスク→生きること
04. 入念
05. カレー三昧と見せかけて釈迦、と見せかけて、二十世紀の終わりに
06. パイク
07. プヨプヨ
08. 幼虫の危機

・東京ブラボー前に大貫憲章さんのコメント。狭い楽屋が加齢臭(とは言わなかったが)で大変らしい。何かいい事おっしゃってたハズなんですがそこしか覚えていないってどうなの私。
・東京ブラボーはほんとに名前しか知らない状態でしたすいません。ドラムが泉水さんだ!ワーワー!と思っていたら私の位置から全く見えず残念…岡野ハジメさんも…。でもビリビリくるリズム隊を体で堪能しましたよ。途中から近田春夫さんがシンセ?死角で見えず。最後にスペシャルゲストでいとうせいこう
・純ちゃんは覚悟していたより押しませんでした(!)。
・純ちゃん登場前に、けんそうが「純ちゃんから(お客さんへ)の手紙」を朗読。入院後、ダイエット禁止令が出て、食欲増進剤を飲まなければいけなかった為、デブデブになっちゃったけどごめんなさい!という内容。
・で、実際純ちゃんはどうなったかというと…うーん、姿勢によっては二重あごになるのでショックを受けたファンもいるのでは…。でも、個人的には歌声がちょっと太くなって良くなったんじゃないかと思います。
・裏声を張り上げたり、ドス声を出したりの「熱唱」はまだお医者様に止められているとの事で、純ちゃんは座ったまま。
・お衣装は、真っ白のフリルロングワンピースにストール、生成りのストローハット(緑のお花柄のワンポイント)。登場時は白縁のサングラス。ヘアスタイルは真っ黒でぱっつんストレートでした。
・バンドメンバーは、中原さん、メリィさん、デニスのいつものメンバーなんだけど、純ちゃんに「ジェロニモ」といわれてた長髪のドラムの方がお名前がハッキリわからず!すんません。(※純ちゃんが段取りを間違えて、メン紹が中途半端だったのです)
・で、スペサルゲストで福岡「YEN CHANG」ユタカ!びっくり!!3曲参加。泉水さんのドラムを淡く期待していましたがさすがに何も無し。

戸川純セットリスト】mixiより頂きました
01. ラジオのように
02. コンドルが飛んでくる
03. 赤い戦車
04. 諦念プシガンガ(w/福岡ユタカ
05. 吹けば飛ぶよな男だが(w/福岡ユタカ
06. 玉姫様(w/福岡ユタカ
07. バージンブルース
08. バーバラ・セクサロイド
<EN1>(メンバー紹介)
蛹虫の女
<EN2>
パンク蛹虫の女

・何でしょうか、客を泣かせようとしているのでしょうかこのセトリ。そうはいかないゾー…いや、泣かせて頂きました。正直、2曲目にいきなりコンドルが来た時は涙腺が決壊寸前でしたが、あまり声が出てなかったとの、歌詞を間違えないかとハラハラしっぱなしだったので涙は一時撤退。裏声になる部分はエコー(何だっけ、リバーブ?)で補ってました。
・が、福岡さんが出て来たあたりから純ちゃんの調子も良くなり、かなり安定した歌声を聞かせて下さいました。しかし福岡さんのテンションはすごいな。一方、客席から、デス声で「ドガヷー!そこにいるだけでいいんだー!」「ア゙イ゙ジデル゙ー!」と一際目立つ声援を飛ばしていたのは久保田さん。ステージ上から「シンゴー!」と返す純ちゃん。久保田さんは「歌の師匠」なんだそうだ。
・蛹虫の女が終了した時点でほぼ23時。ばらばらとお客さんも帰り始めるが、客電が点かず終了のアナウンスもなく、残った客が再びアンコール。何と純ちゃんとメンバーが再びステージに!杖をつきながら出てきた純ちゃんは「大丈夫かなぁ、歌えるかなぁ、でもアンコール凄く嬉しいので」とメンバーと曲を相談。まさかのパン蛹!
・純ちゃんはさすがにラストの方は辛そうだったけど、最後まで立って歌ってた。みんな泣きながら拳を振り上げていた。もちろん私も。
【出演者メモ】
ケラさん ttp://blog.livedoor.jp/keralino/archives/65105727.html
メリさん ttp://6251.teacup.com/lionmerry/bbs(7/11 10時)
【他】
・せっかくのイベントなので、最後に主催者か出演者代表の〆の挨拶みたいなのがあってもよかったんじゃないかしら。おかげでパン蛹が聞けたというのはありますが。あと、その本の発売日に合わせる為だったかとは思いますが、やはり、お客のほとんどが社会人&超押すのがわかってる(笑)イベントは、休日早始まりか休前日にやって頂きたい…。
・撮影録音録画(!)がかなりフリーダム状態になってましたが(特に純ちゃん時)元々OKだったのか、なし崩しだったのか不明。
・昨日純ちゃんが杖ついている姿を見て、今までもやもやと感じていた事がハッとわかったんですが、冷牟田さんとかぶるんだな(私の中で)。もちろん色々と違いはあるんだけど、ファンの「元気でいてくれればそれでいい」という基本的な気持ちの部分が。あと、純ちゃんの杖がかなり「実用重視」な見た目だったので(婉曲表現)誰かカワイイ杖をプレゼントしてあげればいいのにー。