NO LIVE, NO LIFE. -fujimakiの地層-

はてなダイアリーより移行しましたが現状そのままです。

「梅津和時DUOシリーズ 第1弾」

開場 19:30 開演 20:00
料金 投げ銭制(+飲食)
出演 梅津和時+田中邦和
ゲスト tatsu

たいした事書いてない割に長くなったので畳みます。
渋谷にある素敵なマスターのロックバー「Bar Isshee」にて、またまた素敵な組み合わせのライブがあるというので張り切って渋谷に向かいました。
開場時間きっちりにお店に着くも…ドアが開いてない。心配になってついノック。催促してしまったみたいですみません…。当日は何と田中さんが六本木で19時半まで他のライブが入っているとの事。タクシーすっ飛ばしていらしたみたいです。おつかれさまです!
で、このメンツじゃ混雑間違いナシだろうという事で会場時間に間に合うように行ったのですが、どうもハリキリ過ぎたようで、うっかり一番乗り。あまり考えず席に着いたらうっかり真正面。ち、ちかい、ちかすぎる…。そして楽器が多い!床に楽器ケース置いてその上に無造作に並べてあります。横を通る時ドキドキ。

「ではテキトウに」とゆるくスタート。
<第一部>
その1
梅津:バスクラリネット 田中:フルート
乗ってきたお二人、マウスピース外して吹いたり分解してどうにかこうにか音出したり。こないだの高岡さん状態。
その2
梅津:アルトサックス+クラリネット 田中:テナーサックス
「ウィスパーで」そろそろとスタート。盛り上がってきたところでうっかり咳き込む田中さん。その後咳合戦に(笑)。何故か「チンギスハンの遺伝子」というタイトルが付く。
その3
梅津:ソプラノサックス 田中:テナーサックス
日本民謡(演歌?)ぽい感じ。田中さんがテナーの音を抑える為に中に突っ込んだクロスを梅津さんが引っ張り出したり(これはその2だったかも)

休憩を挟み<第二部>
ここでtatsuさん参加。ここから記憶があいまいですが、3曲くらいやったかな?区切りがあるような無い様な。お二人とも管外しまくり&手近にあるあらゆるものを吹いてみたり&ときおり奇声でもうほとんどまともな楽器演奏してませんwww その中黙々と低音を響かせるtatsuさん。
お客さんもノリノリで「これどうですか?」と飲み終わったビール瓶を田中さんに手渡したり(もちろん吹いてました)。ここでわたくしの同行者が最終兵器を。02年の11月or03年の2月に、初台Doorsで行われたことぶき光のライブで梅津さんが演奏に使用したホースをゲットしたのをわたくしが7年近く大事に風呂場に飾っていた(笑)のですが、今使う時!と取り出したのだー。
一目見て梅津さんも思い出されたらしく、マウスピースを取り付けてもう一方の端を振り回しながら吹いて下さいました。ホースの先端をお客さんの耳に近づけたり。わあこれだよこれ!なつかしー!「ライブの直前に買いに行ったんだよ…『(こんなに短くて)何に使うんですか?』って言われた」とエピソードも少し。
田中さんも面白がって自分のマウスピースを入れようとするも上手く入らず。若干ムリムリ入れ込んで梅津さんのサックスやらお酒のグラスにホース突っ込んだりもうカオスwww 皆大笑いであまりにグダグダになったのでライブは一時中断…。
最後に、tatsuさんのリクエストで、先日のピットインでも演奏された「平和に生きる権利」をびしっと。田中さんは「知らない曲をやらないでよー(笑)」と終わった後おっしゃってましたが。

終演後、ホースにサインを頂きました(この為に持ってきた)☆ 先日のピットインの感想をお伝えしたり(結局がもうさんの食中毒話の方につい流れてしまったけど…反省)、新曲「マケマケ」が準惑星の名前で合ってるって教えて頂いたり、少しお話させて頂いて嬉しかったです。

とにかく自由で楽しかったです!めっちゃ笑った。カウンターでお酒飲みながらわいわいお話しているのが、いつのまにかそのまま音になっているというか、音で会話しているんだなーというのが凄くよくわかったライブでした。最初は近すぎておっかなびっくり聞いてましたが、すぐ引き込まれてしまいました。あと、2本同時吹き(一瞬ですが3本吹きも)間近で拝見できたのも嬉しかったな。
余談ですが、演奏中以外での田中さんの言動がいちいちツボに入ったのだけどブログに書くのはマズいぽいので書きませんwww
あとtatsuさんが妙にこれに詳しかったのが解せない。まさかお求めに…?!